観光地や旅先で足湯のサービスをみかけることがあります。
露天風呂感覚で非常に気持ちがいいですよね。開放的な気分にもなりますし、
なにより足だけなのに、不思議とリラックスしゆったりとした気分を味わえます。
足湯には健康効果があることはいくつかの研究で証明されているそうです。
今は自宅でも手軽に足湯体験が可能で、継続することで心身共に健康効果をえらえることが
出来ます。
その効果と始め方や注意点をお伝えいたします。
秘められたパワー
1.リラクゼーションとストレス解消
温かいお湯につかることで、副交感神経が優位になり、結果心身の緊張が解け
リラックスしストレス解消効果が高くなります。
さらに就寝前に行うことで安眠効果も期待できます。
2.血行促進
温かいお湯につかることで、毛細血管が刺激され血流が促進
全身に酸素や栄養素がいきわたりやすくなり老廃物を排出しやすくなります。
これによりむくみや冷えの改善、疲労回復、細胞の活性化によるアンチエイジング効果
も期待されます。
3. 生理痛、緊張型頭痛の緩和
足湯は骨盤周辺の血行を良くするため、子宮周りの血流が促進され
生理痛の軽減に役立つことがあります。生理時の精神的なイライラや不安も
解消される効果も期待されます。
また頭部や首肩の緊張も和らぐため緊張型頭痛の緩和も見込めるでしょう。
4.内臓機能、免疫力の向上
足湯を行うことによって体温が上昇することで、内臓の血行が良くなり肝臓や腎臓の
機能が向上することがあります。
また白血球の活動も活発になり免疫力が高まり、結果風邪やインフルエンザの
予防に役立つことが期待されます。
5.脳の活性化
足湯に入ると、足裏のツボも刺激され脳の血流が促進されます。脳の血流が促進されると、
集中力や記憶力、思考力などが向上することがわかっています。
リラックス状態になると右脳が活発になり創造性が高まり、アイデアが浮かびやすく
なることがあります。足湯中にリラックスすることで、仕事や趣味の創造性が
向上するかもしれません。
必要道具
足湯をするための機械は、大きく分けて電動タイプとバケツタイプの2種類があります。
電動タイプ
ヒーターやマッサージ機能、タイマー、バブル機能などがついており、より快適に足湯
を楽しむことができます。
・RENPHO レンフォ 足湯 フットバス 入浴剤可 7L大容量 温度調節 タイマー バブル機能 加熱・保温機能付き 静音設計 22個のローラー 軽石付き 角質取りセット同梱
・Ameer 足湯器 足湯 フットバス 温度調節・保温機能 タイマー機能 減菌機能 足部シャワー機能 24個の電動もみ玉 4つのモード
・SOPPY フットバス 折りたたみ 4L 足湯バケツ 保温 マッサージローラー付 深型 コンパクト
価格帯は5千円〜1万円程で価格が上がれば豊富な機能が付いている商品もあります。
バケツタイプ
機能は少ないですが、お湯に入浴剤やバスソルトを入れたり、アロマオイルを垂らしたりして、
自分好みの足湯を楽しむことができます。
・Asdays 足湯 大容量 折りたたみ 蓋付き フットバス 泡脚桶
・折りたたみバケツ 保温 フットバス 持ち運び 便利 コンパクト 多用途 収納袋付き
・イノマタ科学 足湯 バケツ レディース足湯専科 足サイズ26cmまで アイボリー 2502
価格帯は2千円〜4千円程度のお手軽に購入できる商品が揃っています。タオルや本を準備して
足湯時間を効率的に過ごすことが出来ます。
かなり各メーカー機能豊かなラインナップが揃っていますので、自宅環境や自分の好みに合ったものが見つかるはずです。
注意点
1.火傷の危険
足湯のお湯の温度が高すぎると、火傷をしてしまう可能性があります。特に、
糖尿病などの病気を持っ ている人は、足裏の感覚が鈍くなっている場合があるので、
注意が必要です。
また長時間同じ温度のお湯に浸かっていると、低温火傷を起こす可能性があります。
20分〜30分を目安に様子を見ていくといいでしょう。
2.脱水症状
足湯に入ると、大量に汗をかきます。汗をかくと水分が失われるので、脱水症状になる
可能性があります。足湯に入る際は、こまめに水分補給をすることが大切です。
3.感染症
足湯器を複数人で共有する場合、足白癬などの感染症が移る可能性があります。
足湯器を使用する際は、毎回しっかりと洗浄・消毒することが大切です。
その他
妊娠中は、足湯のお湯の温度が高すぎると、早産などのリスクが高まる可能性があるので注意が必要です。また心臓病を持っている人は、足湯によって心臓に負担がかかる可能性があります。
心配な方は医師に相談してから足湯をするようにして下さい。
暑い夏は湯船に浸からずシャワーで済ませてしまう人も多いのではないでしょうか?
隙間時間に足湯を楽しむことも有意義ですが、夜のバスタイムの時、足元に桶を用意して
足湯をしながらシャワーを浴びることで湯船に浸かるよりは時短になりますし、
足湯効果も期待され一石二鳥です。
足首までよりはふくらはぎまでお湯に浸かることでさらに効果が期待できます。
何よりも、自分時間を有効的に楽しみながら足湯を継続して行うことが大切です。