観光地や旅先で足湯のサービスをみかけることがあります。露天風呂感覚で非常に気持ちがいいですよね。開放的な気分にもなります。なにより足だけなのに、不思議とリラックスすることが出来ます。自宅で気軽に足湯を楽しめたらと「足湯グッズ」を探し始めたものの、元来めんどくさがりな私は探しただけで止まっていました。一人暮らしを始めしばらく経って、ある時節約と時短を考えて、湯船に浸かる回数を減らすことを考えました。バスタイムをシャワーだけで済ませるのは、夏はそれでもよかったものの真冬は試練でした。まず冷えたお風呂場で真っ先にシャワーで足を温めることからはじめなければ体が冷え切ってしまう。シャンプーどころではありません。ただ足にシャワーのお湯を当て続けて体が温まるのを待っていたら節約や時短の意味が無いと感じました。そこで取り入れたのが足湯をしながらのバスタイムでした。この始め方をお伝え出来たらと思います。
足湯をしながらシャワーで完結

バスタイムをシャワーで済ませながら効率よく体を温めることが出来る「足湯」。せっかく一日の汚れを落とし体を温めて、リラックス出来るバスタイムで寒くて体を壊してしまっては意味がありません。でも疲れていたり、時間が無い時などはちゃっちゃとお風呂に入って、スッキリしてその後の時間を有効利用したいものです。それに一人暮らしだと湯船に貯めるお湯が勿体なく感じてしまうことはないでしょうか?ちょっとした光熱費の節約や時短が叶う、私が実践しているお風呂場での足湯の方法です。
・少し大きめのタライタイプの桶やバケツを用意(最低でも足首まで入る深さのサイズ)
・椅子に座ってその桶にお湯を入れてから足を入れる。大切なのは体が冷えてしまう前に一番最初に足を温めることです。
・何回かお湯を入れ替えながら、シャンプーやトリートメント、上半身を洗って下さい。シャワーでシャンプーのすすぎ湯が桶に流れていくようにすると、温度の下がりが軽減されます。桶に足を入れている間は足首を動かしたりすれば、お湯の温度が拡散されて一定を保ちやすいです。
・桶に足を入れたまま立ち上がったりすると危険ですので、最後は桶から足を出して、体を洗ってください。
・使用した桶は、軽く洗ってお風呂場に掛けておくと場所を取らず乾かすことができます。
その後のバスタブの掃除はシャワーでさっと流す程度でOKです。バスタブを掃除する時間と手間が節約できます。
道具は桶一つだけ
用意するものは今使っているバケツを使用して頂いても構いません。タイプは素材や形が様々なものがラインナップとしてあります。楽しみながら選んでみてください。
| 種類 | 価格の目安 | 素材 | 耐熱温度 |
| 丸型バケツ(10〜15L) | 約700円 | ポリプロピレン | 約100℃ |
| 角型たらい(両足が並ぶ大きさ) | 約1,400円 | ポリプロピレン | 約100℃ |
| 折りたたみ式(15L前後) | 約2,100円 | ポリプロピレン+エラストマー(蛇腹部分) | 商品によって異なる |
※価格は、2026年10月時点のAmazon・ニトリネット・カインズの通販価格(税込)の平均です。
※耐熱温度は商品ごとに違うので、買うときに表示を確認してください。

平日のバスタイムでの足湯を7年継続中
少し前にネットの投稿で「風呂キャン」なるものが取り沙汰されていましたよね。心身の疲れやめんどくささから、お風呂に入るのをあえてしない、という状況のことです。確かに、疲れて帰ってきたら、一分一秒でも早く長く横になっていたいと思うのも当たり前です。でもお風呂に入ってスッキリする気持ちや、サッパリする感覚の心的メリットは少なく無いと思います。「湯船につからなくっちゃ」と考えすぎずハードルを下げて、且つ快適に一日頑張った自分をリセットしてあげたいと思っています。もちろんひどく疲れている時や体が冷え切って辛い時などは、平日でも迷いなく湯船にゆっくりつかり、心と体を守ることに決めています。
私にとっては、一人ではお湯が勿体無いと思う罪悪感からの解放と、心身ともに苦痛なく明日の自分へバトンタッチ出来ることが継続の強みとなっています。
注意点

注意して頂きたいのは、桶に足をいれたまま立ち上がったりしないで下さい。すべったり、バランスを崩して転倒する危険があります。桶に足を浸けている時は、基本椅子に座った状態でいて下さい。立ち上がって全身を洗う際は、桶やバケツから足を出して洗うと安全です。
もう一つは、使用する桶やバケツの深さです。あまり浅くても温まりを感じにくいので、せめて足首まで浸かれるサイズを選ぶと正解です。ふくらはぎまで浸かれるタイプだと、もっと温まるかもしれません。
それから、お湯の温度にも気をつけてください。熱すぎるお湯はやけどのもとになり、ぬるめでも長く浸かっていると低温やけどになることがあります。私はシャワーを20分ほどで切り上げています。糖尿病などで足の感覚が鈍くなっている方は、熱さに気づきにくいので特に注意が必要です。また、妊娠中の方や心臓病などの持病がある方は、医師に相談してから試してみてください。
まとめ

湯船にお湯をはると、せっかくだからと、とかく長風呂になりがちです。意外に体力も時間も使うバスタイム。ひとたびお風呂に入れば出た後も、髪の毛を乾かし、お肌のお手入れもし…とそのトータルが”バスタイム”となると女性は特に時間がかかってしまいます。かと言って、寒い思いをしながらシャワーだけで済ますのも、時間ばかり気にしてリラックスできないのも味気ないです。もちろん全身浴にはかないませんが、桶やバケツ一つあれば、足湯で足を温めながら、シャワーだけでも案外身体が温まることを実感します。忙しい平日をちょっとした工夫でバスタブの掃除を減らし、バスタイムの時短を叶えて、少しでも楽に乗り切りたいものです。私はご褒美として週末や休日はゆっくりと全身浴をして、その後お湯は洗濯へ再利用しています。
家族との暮らしの中でのバスタイムは、湯船に浸かるのが当たり前でした。誰かがお湯を貯めてくれていたり、節約や時短のことで悩むことはほぼほぼありませんでした。改めて、日常だったことが”当たり前”ではなかったことに気付かされます。

